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ブラインドリベットは、
- 誰でも簡単にスピーディーなリベット打ちが出来ます。
- 片側からの作業で確実な締結が得られます。
- ネジやボルトの様に締結後のゆるみがありません。
- 用途に応じて幅広い品揃えからリベットを選択できます。
(ブラインドリベットを使用するには専用の工具・リベッターが必要です。)
ブラインドリベットは、
フランジとシャフト(マンドレル)の二つの部品から出来ています。
使用条件から、それぞれの材質の組み合わせを選択できます。
ブラインドリベットの締結手順
ブラインドリベットを工具にセットする。
- 締結母材の下穴に、
ブラインドリベットを差し込む。
- 工具を作動させることによりシャフト(マンドレル)を引き込み、母材裏側でフランジの先端部を変形させる。
- 母材裏側でフランジの先端部がこぶ状に変形し締結を保持。
- シャフト(マンドレル)が切断され締結が完了。




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強度試験は、 I F I 規格に準じています。
リベット強度は破壊強度です。使用の際は安全率を十分に考慮して下さい。
剪断試験 |
引張試験 |
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- リベット打ちの際、締結母材とリベットのフランジ部、工具(リベッター)の先端部がそれぞれ密着しており、下穴に対し垂直になるようにして下さい。
- 締結母材の間に、隙間がないこと。
- リベットのフランジ部と母材の間に、隙間がないこと。
- リベットのフランジ部と工具(リベッター)の先端部の間に、隙間がないこと。
- 締結母材及び下穴に対し、リベットが斜めにセットされていないこと。
  
- 締結板厚・下穴径は、指定寸法を厳守して下さい。指定寸法外で使用しますと適正な締結が得られないことがあります。
- リベット強度は破壊強度ですので、使用の際は安全率を十分に考慮して下さい。
- リベットのシャフト(マンドレル)先端は尖っていますので、けがの無いように十分に注意して下さい。
- 異種金属の接触によって電食が起こります。十分に考慮して、母材とリベットの性質の組み合わせを選んで下さい。
- 締結母材が、柔らかい材質の場合・厚い母材と大変薄い母材の組み合わせの場合・下穴の大きさがそれぞれに違う場合など、リベットの使用方法を事前に十分な検討を行って下さい。
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